
手術室に配属されたけど、何を勉強したらいいんだろう。
なるべくずっと使える本が欲しいんだけど、おすすめの本ってなんだろう…
今日は、はじめて手術看護を勉強する人に絶対おすすめできる、買って失敗しない本を3冊紹介します。
この記事で紹介する本は、
- 手術室に配属が決まったけど、何を勉強したらいいかわからない
- どうせなら配属されてからも活用できる本が欲しい
- 本を読むことで、手術室に対するイメージをつけたい
という人に向けに厳選した本です。
そして本を買う参考にしてほしいので、私がオペナース(手術室看護師)になった時に本を全く買わずに後悔した体験談も紹介しています。
ぜひこの記事を、はじめて手術看護の勉強をはじめるときの本を購入するときに役立ててくださいね!
【2022年最新】オペナースにおすすめの本!手術看護をはじめて勉強する人におすすめ1冊目


はじめて手術看護を勉強するのにおすすめの本、1冊目は
OPE NURSING(メディカ出版)
「OPE NURSING」は毎月発行される、手術看護特化の雑誌です。
「OPE NURSING」は、手術看護の基本の、「器械だし」「外回り看護」の基礎的な知識や技術のほかにも最新の情報が、たくさんの写真やイラストでわかりやすく書かれています。
新人からベテランまでオペナース(手術室看護師)の知りたい情報や必要な知識がたくさん掲載されていますよ。
特に毎年4・5・6月号は、新人オペナース(手術室看護師)向けに特集が組まれるので、はじめてオペナース(手術室看護師)になって手術看護を行う人にはおすすめです。
定期購読もできるし、大きな書店では店頭に並んでいるの中身を確認して購入できますよ。



「OPE NURSING」は1番イメージがつきやすくて、わかりやすくておすすめ!!
これを入門書にすれば、仕事のイメージもつきやすいよ!!
【2022年最新】オペナースにおすすめの本!手術看護をはじめて勉強する人におすすめ2冊目


はじめて手術看護を勉強するのにおすすめの本、2冊目は
はじめての手術看護(メディカ出版)
この本には、はじめてオペナース(手術室看護師)が手術看護を行うときに必要な知識と技術が1冊にまとめて書いてあります。
オールカラーで、手技も写真で説明されているのでイメージがつきやすくわかりやすいです。
私の職場でははじめてオペナース(手術室看護師)になったほとんどの人がこの本を購入していました。
特に「手術体位をとるときに注意するポイント」は写真とイラストでわかりやすく説明されていて、経験を振り返ったり予習するのに活用できます。
私は側臥位や砕石位はコピーしてノートに貼って、患者さんの体位を確認するのにずっと使っていました。
ただ「はじめての手術看護」は2009年に発行された本なので、「OPE NURSING」にくらべて情報が古かったんです。
だから内容はすごく良いけれど1番のおすすめにしていませんでした。
でも2022年3月発行で、ついに
NEWはじめての手術看護“なぜ”からわかる、ずっと使える!(メディカ出版)
として、最新版が発行されます!!(※2022年3月17日発行予定)
この本は間違いなく手術看護の入門書の1番のおすすめになりますよ!!



手術看護の入門書におすすめは「はじめての手術看護」。
最新刊が出たら、入門書のおすすめ第一位です!!
【2022年最新】オペナースにおすすめの本!手術看護をはじめて勉強する人におすすめ3冊目


はじめて手術看護を勉強するのにおすすめの本、3冊目は
周術期管理チームテキスト 第4版
1,2冊目に紹介した本は、オペナース(手術室看護師)が手術看護をはじめて勉強するときに必要な知識がわかりやすく書いてあるという部分でとても優秀な本です。
そして勉強していると「なぜ?」「どうして?」と専門的なことを掘り下げて知りたいときがたくさんあります。
その疑問を調べると、必要なことがほぼ載っているのが「周術期管理チームテキスト」です。
結構分厚く、持ち運ぶのは大変なのでもっぱら家置きで調べたり読んだりするのに活用できます。
この本は「周術期管理チーム認定試験用のテキスト」なので確かな知識が身に付くのも魅力です。
ただ字が多く、イラストが少なめなので読むのは大変です。
私はオペナース(手術室看護師)になってすぐこの本を購入して、2018年度周術期管理チーム認定試験に合格しました。
知識と経験を裏付けに使えるこの本は、長く活用できるのでおすすめの本として紹介します。
2022年3月に「周術期管理チームテキスト第4版」が出版され、内容もさらに新しくなりました。
周術期管理チーム認定試験を受けるときは、第4版のテキストから出題されるので、これから「周術期管理チームテキスト」を買うなら第4版(最新版)をおすすめします。
【2022年最新】オペナースにおすすめの本!手術看護をはじめて勉強する人が本を買ったほうがいい理由(私の体験談)
私が手術室に配属が決まったとき、全くの「未知の世界」に不安と恐怖を抱くと同時に「何か勉強しないといけない!」と強く思いました。
オペ室にすでに勤務していた同期に相談すると、
「配属されたら職場にたくさん本があるし、資料もあるから何も買わなくていいよ」
と言われ、「そんなもんなのかな…」と配属前に本を買いませんでした。
そんな私の勤務が始まってすぐの後悔が



保育園のお迎えがあるから、病院に残って勉強なんて無理!!
家で勉強するには本が必要!!!!
だったので、帰ってすぐネットでオペナースの本を調べて買いました!
「配属前に手術室のイメージをつけるためにも本を買っておけばよかった…」と今は思っています。
今日教えてもらったことをよくわからないから調べたい!
そう思っても手元に本がない…。
仕方ないからネットで調べても、情報がまとまっていないので欲しい情報にたどりつくのに時間がかかります。
「大事なことは何度もくりかえし読みたい。」
手術室で働くとそう思うばかりで、やっぱり自分の本が必要だと痛感しました。
ネットで買った本が届いてからは、安心して予習と復習ができるようになりました。
スタートは出遅れましたが、オペナース(手術室看護師)になってから手術看護を学ぶためにたくさんの本を読んできました。
私が手術看護を勉強するために読んだたくさんの本の中から、今回手術看護をはじめて勉強する人のために
- イラストや画像で手術看護のイメージがしやすいもの
- わからないことがあったら自分で調べて疑問を解決できるもの
- これから長く使えるもの
を厳選して3冊紹介しました。
新人オペナース(手術室看護師)は、これから長い勉強生活が待っています。
看護師としての成長は、そのほとんどが「職場での経験からの学び」です。
人は70%を経験から学び、20%を他者からのアドバイスで学び、残り10%を研修や書籍から学びます。
この70%を占める経験からの学びを裏付けるのが研修や書籍からの学びです。
ここが、先輩方がこだわる「根拠がわかっているか」という部分になります。
なんでも初めてのことばかりの新人オペナース(手術室看護師)時代。
経験だけに頼らず、復習もしっかり行ってひとつひとつの知識を確実に身に着けていく!
さらに担当する手術の予習をして知識があれば
新しいことばかりで不安で焦る気持ちをやわらげ、経験した時の下地になりますよ。
なので手術看護の勉強をはじめるときは自分用の本を買おう!!
私は経験からぜひ自分用の本の購入をおすすめします。
【2022年最新】オペナースにおすすめの本!手術看護をはじめて勉強する人におすすめの3冊のまとめ
はじめてオペナース(手術室看護師)になって、手術室で経験することはイメージがつかないことばかりです。
この記事では、そんななかでもわかりやすくイメージがつきやすい本を2冊
- 「OPE NURSING」(メディカ出版)
- NEWはじめての手術看護“なぜ”からわかる、ずっと使える!(メディカ出版)
そして、勉強していくなかで出てくる「なぜ?」「どうして?」の疑問を解決するための本を1冊
- 周術期管理チームテキスト 第4版(日本麻酔科学会)
を紹介しました。
この3冊で勉強すれば、オペナース(手術室看護師)として働くために必要な知識と技術のイメージがつきやすいので、実際に働いたときの知識がつきやすく、振り返りがしやすいです。
はじめてオペナース(手術室看護師)になって感じる壁「イメージがつかない」ことを乗り越えることができれば勉強が楽になります。
ある程度自分が何をやっているのかのイメージがつけば、わからない部分を先輩にタイムリーに質問することもできますよ!!



どれも私が読んでおすすめの本!
ぜひ活用して、オペナース(手術室看護師)として良いスタートダッシュをきってね!
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