こんにちは!おかりーな(@Okari2Rio)です
プリセプターを精一杯頑張っていても、なんだかうまくいかなくて、息がつまることがあります。
真面目にプリセプターに取り組んでいるからこそ、つらく感じることがあります。
今日はプリセプターをやっていて「つらい」「息苦しい」「力不足」と感じている人が、
- なぜつらく感じるのか
- どうすればそのつらさを軽くできるのか
おかりーなの経験も一緒に紹介します。
これを読めばプリセプターの悩みが解決され、心が軽くなります。
プリセプターの悩み プリセプターがつらい原因


毎日一生懸命プリセプティを支援しようとしてるんだけど
なんだかつらくて
プリセプターやめたい・・・
なんでプリセプターをこんなにつらく感じるのか。よく考えてみました。
- 自分に余裕がない
- プリセプターは「こうあるべき」という先入観が現実とあっていない
- プリセプティは「こうあるべき」という先入観が現実とあっていない
これがプリセプターをつらく感じさせる大きな原因だと考えます。
プリセプターの悩み 自分に余裕がない
3年目くらいの経験年数でプリセプターになると、経験不足で指導がいつも不安です。
自分があまり得意じゃないことも教える機会があります。
そんなときは教えることがつらくなります。
なぜつらいのか、それは
- 自分の業務に余裕がなくて、教える準備ができない
- 知識不足だから勉強してから教えたい。だけど勉強する余裕がない

もっと経験がある、教えるのが上手な先輩が
教えてくれたらいいのに・・・
自分に余裕がないからです。
「ちゃんと教えなければならない」が「完璧に教えないといけない」というプレッシャーに変わっていき、完璧にできない自分にモヤモヤして余裕がなくなるんです。
得意じゃない、余裕がないなかで、十分に教えることができるはずありません。
プリセプターの悩み 先入観と現実にギャップがある
プリセプターはこうあるべき。先輩たちは自分の経験を通して、先入観をもっています。
- 〇〇はプリセプターが教えるべきもの
- この時期にこれくらいのことはできてもらわないと困る
- プリセプティが理解していないのは、プリセプターの教え方が悪いせい
- 〇〇だと看護師に向いていない
など
いろんな先輩がいるのでいろんな先入観があり、それを押し付けられる機会はたくさんあります。

あの子まだこれしかできないの?
いつも同じこと指摘されてるけど、ちゃんと教えてる?
あの子オペナース向いてないんじゃない?
実際先輩から言われて、相当へこみました。

みんな言うから、あの子ほんとにオペナース
向いてないんじゃないかな・・・
先輩から言われると、自分の考えも影響されてしまいます。
このあとどうやって教えていけばいいのかわからなくなり、すっかり自信がなくなりました。
プリセプターの悩みを解決する方法

つらく苦しい気持ちでへこんでるプリセプターに指導されて、プリセプティがのびのび成長できるはずがありません。
だからこそ、この悩みを解決する必要があります。
プリセプターの悩みを解決 プリセプターの役割りはロールモデル
プリセプターの役割りの1つは「ロールモデル」です。
- 看護師としての実践をプリセプティに示す役割
- 初めて行う業務のお手本を見せて、まねてもらう
- 完璧なお手本をみせる必要はない
- 失敗した姿を見せ、失敗したときの対処方法を見せるのも良い経験になる
プリセプターは完璧なお手本になる必要はありません。
失敗した姿を見せることでも、プリセプティがこれから看護師としてどう成長していくかを示すことができます。
今のまま、等身大の完璧じゃない自分でいいんです。
プリセプターの悩みを解決 プリセプターがすべて教えなくていい
プリセプティはみんなで育てます。
だからプリセプターだけが指導すればいいわけじゃありません。
- 自分が苦手なことは、得意な人に指導をお願いする
- プリセプティの不利益にならないように調整する
プリセプティの不利益にならないように、周りも巻き込んで指導していきます。
プリセプターはプリセプティの成長をささえる人、コーディネートする人です。
なんでも抱えこみ一人でやるという役割ではないです。
プリセプターの悩みを解決 他人の意見に流されない

あの子まだこれしかできないの?
いつも同じこと指摘されてるけど、ちゃんと教えてる?
あの子オペナース向いてないんじゃない?
先輩にそう言われたら不安になってしまいます。
人にはそれぞれ考え方があって、先輩はそう思ったのかもしれません。
でもその意見にいちいち反応するのは間違いです。
プリセプティを一番理解して、支える役割のプリセプターが、プリセプティの真の姿を見ないで、まわりの意見に流されたら信頼関係が揺るぎます。
プリセプティの真の姿を見る方法は、プリセプティの話しをただ聞くです。
- 今日はどうだったか(振り返り)をただ聞いて受け止める
- 業務や手順で間違えがあっても、話しをすべて聞き終わってから訂正する
プリセプティは問題があっても、話すことで頭の中を整理し、答えを自ら導きだすことができます。
とにかく話しを聞いてプリセプティを受け止めます。
そうすればプリセプティが何を考え、成長過程のどこにいるのか、これからどんなふうに成長していくのか、ありのままが見えてきます。
プリセプティの真の姿を知れば、先輩の言葉に振り回されたり、不安になることもなく、成長を支えるパートナーとして力を発揮できます。
プリセプターの悩み つらくて苦しい原因と解決方法 まとめ

プリセプターの役割がつらくなる原因は
- 自分に余裕がない
- プリセプターは「こうあるべき」という先入観が現実とあっていない
- プリセプティは「こうあるべき」という先入観が現実とあっていない
です。この原因から起こるプリセプターの悩みを解決するために
- 「完璧なお手本になる必要はない」をいつも忘れない
- 自分より指導に適任の人がいれば、その人に指導を依頼する
- 他人の意見に流されないために、プリセプティの話しをしっかり聞く
プリセプターは得意なことばかりを教えるわけではないので、時には失敗する姿をプリセプティに見せることがあります。
それはプリセプティにとっても失敗したときの対処方法を知る良い機会になります。
プリセプターは等身大の自分でいいんです。
自分が教えるよりも、他の人が指導する方がプリセプティにとって有益な場合は、指導を依頼しましょう。
プリセプティはスタッフみんなで育てるものです。
プリセプティの有益を一番に考えて調整するのもプリセプターの役割です。
先輩の意見は影響力が大きいです。でもそれに振り回されるとプリセプティとの信頼関係が崩れます。
先輩の意見に振り回されないためには、プリセプティの真の姿を知る必要があります。
真の姿を知るために、プリセプティの話しを毎日しっかり聞いてください。
これでプリセプターの悩みは解決できます。
まずは完璧を目指さず、無理しすぎず頑張っていきましょう。
ではでは
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