こんにちは、おかりーな(@okari3rio)です
今日は仕事をやめたいと思たっとき、やめないで働き続けたほうがいい人、すぐにでもやめたほうがいい人はどんな人かを紹介したいと思います
私は22年目の看護師だけど、今でも看護師をやめたいと思うことがあります。これまでたくさんの看護師と一緒に働いてきて、仕事を続けている人もやめていく人もみてきました。その中で私が思ってきたことです
これを読めば今の職場をやめたほうがいいのか、やめないで続けたほうがいいのかわかります
自分がどちらなのかわかれば、これからどう行動すればいいかわかるので、もやもやした気持ちが楽になりますよ!
1.仕事をやめたい理由
看護師が仕事をやめたい理由は数多くあるけれど、大きくわけて3つに分かれます
- 人間関係
- 業務量が多すぎる
- 医療ミスの恐怖
です
人間関係がうまくいかないからやめたい
一人の力だけで働くことができない看護師にとって人間関係は切実な問題ですよね
だからこそこの問題に悩んで仕事をやめたいと思う人が多いんです
新卒で配属されても、異動や転職で経験があってもその職場では新人です
私も物の場所や職場のルールもわからない状況で、聞きやすい人には聞けるけど、怖い人には聞きにくかった。聞いても「そんなことも知らないの?」「前にも教えたよね」って言われると次に聞きたくても緊張しちゃって委縮して聞けない…勝手にやると「なんで聞かなかったの?」「勝手にやらないで」と言われる…
これが続くと指導や見守りが必要な時も頼めない、威圧的な指導にプレッシャーを感じてやめたい気持ちが強くなってしまう
こんなとき仕事をやめるか、もっと頑張るべきか本当に悩んでしまう…
結論は相手に非があるときはやめていいです
相手は変えられない、自分は変えられる
変えられないものは変えられないと受け入れる努力が必要です
そして自分が変えられるものは変える努力をすること、変える決心をすること
先輩は悪気がないんでしょう。そういう人なんです。
たとえ自分が、師長に先輩からどんな扱いを受けているか相談して、威圧的な態度をやめるように注意してもらっても、なぜそういわれたかわからないんです
先輩がそこで自分のことを振り返り、行動を変える人なら、新人がやめたくなるほど追い詰められたりしません。先輩は師長に告げ口した新人と働きにくいと思うだけ(でも全く効果がないわけではなく、いろんな人から同じ苦情を言われ、やめていったり異動していった先輩もいます)
だから自分が変わる。先輩に言われても受け流して、言いたいことを言える自分になる。その努力ができる人は働き続けられます
そういう風に自分を変えるのもいいと思う。半年、1年と時間はかかっても必ず周りも変わってくるから
でも自分が変われないところまで追いつめられていたら、すぐやめたほうがいい
自分の心が病んでしまうことは避けなければならない。自分まで自分をいじめてはいけない
可能であれば病院内で異動してもいいと思う。他のところに行っても前の職場の先輩からとやかく言われるのが嫌、顔を合わせるのもイヤという気持ちはあっても、職場が変わればそんなに会わないし、先輩の影響力はそんなにない。新人をやっつけちゃうような人が人望も影響力も持てるはずない。「それが持ってるんです…」って病院ならさっさとやめたほうがいい
院内で異動ができないところならすぐやめて転職しよう!
急性期がだめなら回復期も慢性期も在宅もクリニックも、保育園や美容外科…もう数えきれないほど働く場所がある。自分に合う場所を探そう!っていう気楽な気持ちで転職できる!次が最後の就職先なんて誰も思って就職しない。嫌ならやめればいいくらいに思って働いてるよ
業務量が多すぎる
これも切実な問題で、今や人が余っている職場なんてないと言い切っていいほど
それに経費削減や効率化で残業は減らせって言われるし、人手不足を勤務形態で解消しようとして長日勤や日勤深夜でスタッフを回す。でも減らない残業と過密な仕事と長時間勤務で毎日疲れきってやめたい看護師急増ですよ
これ自分の努力や仲間と力を合わせて業務改善で改善されるならいいけど、実際は長時間勤務を組んでるのは病院だし、自分たちの力ですぐどうにかできる問題じゃない
忙しくて業務量が多い=やめたい
ぼやきのことも多いけど、これが原因で本当にやめようと決心する人もいます。そこに居続けたら燃え尽きて心がもたなくなるからです
変えられないものを受け入れ仲間と一緒に乗り越えていく努力ができる人は、やめないでその職場で働くことができると思う
でもいろんな条件の病院を転職先として探し始めて、自分の希望する職場が見つかったら転職するという方法もある。自分が思っているよりずっと働きやすい職場、踏ん張って頑張れる職場があるよ
自分のせいで患者さんが…医療事故の恐怖
看護師として働く以上この恐怖はずっとついてまわる。この恐怖から解放されるには看護師をやめるしかない
どんなに長い経験があっても、22年目の私でもこの恐怖が頭をよぎるよ
医療者として働いている以上、自分の行動に責任をもたなければならない。だから自信のないことはそのままにしないで確認するし、わからないことは勉強する
医療事故を起こすことを怖いと思わないで、確認も勉強もしないで医療行為をすれば医療事故起こしますよ。最悪死亡事故だって起こすかもしれない
そうならないために成長を続ける。それが医療者の責任。だからこの悩みでやめたほうがいい人は基本的にはいない
でも物事には向き不向きがある。高度な知識と技術、早いスピードを習得しなきゃいけない分野では医療事故の恐怖で自分に自信がもてなくても、回復期や慢性期のようにゆっくり患者さんと関わったり、医療処置の種類も違う職場で働くほうが向いている人もいる
オペ室では働けなくても、病棟では普通に働ける人もいたり、実際自分の向き不向きは職場経験しないとわからないもの
だから自分の能力ややりたいことを考えて転職や違う分野で働く選択はおおいに賛成
それは自分の成長を放棄することじゃなく、新たな成長になると思う
2.仕事をすぐにでもやめた方がいい人
仕事をやめたい理由がどんなことであれ、夜眠れない、ご飯食べれない、布団から起き上がれないを代表とするからだの症状が出てきたらこれはすぐにでも仕事をやめたほうがいい
仕事はすぐやめられない。なら休もう。もう職場に行かない
まずは休まないと心が壊れてるのに働けないよ
真面目で頑張り屋で、負けず嫌い。一生懸命やってきたからこそ心がすり減る
休んで心が健康になったら、この先どうすればいいか考えればいい
休んだって、やめたって命とられるほどのことじゃない。でも仕事をそのまま続けたらそれは命の問題になる
自分を大事にすることは逃げじゃないから!
本当はそんなふうに命の問題になる前に仕事やめてほしいよ
実際そのことを相談できる相手がいないのが問題。職場にも家族にも友達にも恋人にも相談できないときは外の人に相談するのがいい
SNSでもいいけどSNSはいろんな人がいるから一番信用できるのはカウンセラーさん。話しをするだけで心が軽くなるよ
3.まとめ
看護師が仕事をやめたい理由で一番多いのは人間関係。人間関係に悩む人はとても多い。それは看護師が一人ではできない仕事だから
とにかく仕事をやめるべき人は2つのパターンにあてはまる人
- 自分が変わる努力をしてもやめたいつらさが変わらない人
- 心が病んでしまった人
仕事をやめたいとぼやく気持ちはあっても、本当にやめるべき人は少ないです。自分が変わることで環境がすこしずつかわるこかとも多いから、変えるべきところはすぐ変える努力をすること
でも心が病むほど頑張る必要はない!とにかく自分が、一番自分を大事にできる人でいてほしい。自分を守ってほしい
まず自分はどうしてやめたいのか、自分の成長のために頑張る必要があるか、すぐ変われることは何か考えてみてね
明日が今日より少しでも心が軽くなりますように
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