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メンタル不調で長期間休職したあとの復職の不安を軽くする話し

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こんにちは!おかりーな(@okari3rio)です

 

今日はメンタル不調で仕事を長期間休んだあとの復職の不安を軽くする話しをします

 

メンタルの不調は回復するのに長い時間がかかる。そして長期間休んだ後に職場復帰するのはすごく緊張するし、また調子が悪くなるんじゃないかと不安になる

 

だから実際の現場ではどんなふうに復職を受け入れているのか、復職の不安の対処方法を紹介しますね。これがわかれば復職の参考になるし、見通しがつくから心の負担が軽くなりますよ

 

 

1.メンタル不調で休職。職場復帰の流れは?

 

忙しすぎたり、緊張が強すぎてメンタルが不調になる人は本当に多い。さらに看護師は仕事の過酷さや人間関係の複雑さでメンタル不調になる人が本当に多い・・・

 

今まで約20年。たくさんの看護師さんと一緒に働いてきた中で、どの職場でもメンタルの不調で休職した人が何人もいます。復職した人もいたし、退職した人もいたよ

 

そんな休職した人が働けるまでに回復して、職場復帰を考えはじめて、実際職場復帰して働くまでの流れは

 

 

まずは主治医に自分が復職したいという意志を表明する

        

主治医が復職OKと認めたら、メンタルの回復状況に合わせて復職の条件などを診断書に書いてもらう

        

職場に復職の意志を表明、主治医からの診断書を提出

        

職場は診断書の主治医の意見を参考に、どこまで働けるか判断して復職プログラム(部署異動や業務時間や業務内容)を作って復職を支援

        

最終的な復職の意志や病状の確認を受ける

        

実際に復職して働きはじめる

        

復職後も定期的に復職支援プログラムの見直し

        

フルタイムでほかの職員と同じように働けるようになる

 

 

というふうに進んでいきます

 

いきなり無理やり復職させられることはないし、復職したいと思っても主治医のOKがないと復職できない。あせって復職しなくていいんです

 

実際休んでから数か月~半年単位で時間がたち、やっと症状が軽くなって日常生活や仕事ができるところまで回復


はじめからもとの生活に戻るほど負荷をかけられない状態だということは職場でもわかってます

 

私の働く病院の復職支援プログラムでは、はじめは短時間勤務で負担の少ない業務で復職しています

 

 

2.もとの職場に戻れるの?

 

これはその病院によるけれど、おかりーなの働く病院では元の職場には戻りません

 

もともとストレス過多が原因のメンタルの不調。元の職場での業務や人間関係に戻すとまた調子が悪くなる可能性が高いからです

 

他の病院でも部署を異動することが多いみたいで、復職するときに主治医からの診断書に助言も書いてもらえます

 

私の同僚だったオペナースさんもメンタル不調で休職しました
人間関係だけが原因で不調になったわけじゃないけど、特にメンタル不調の原因になったパワハラ先輩のことが許せなくて「自分は悪くないから手術室に戻りたい。だけどそのパワハラ先輩とは働けない。パワハラ先輩を異動させてくれ」と看護部に申し出て戦ったの。でも結局勝利できずに退職していって本当に残念だった

 

実際にパワハラが原因のメンタル不調は多いけど証拠不十分で認めてもらえないのも現実

もしパワハラがあったら職場に認めさせる証拠が必要になる…
この件はまた別の記事にまとめようと思います

 

 

3.復職するときに感じる不安への対処方法

 

職場を休むと感じる不安。休む期間が長期間だからこその不安とメンタル不調だから感じる不安について対処方法を紹介します

 

早く復帰したくて焦ってしまう

 

働かないと体と心は楽になっていくけど「このままでいいのか?」「これから先どうなるのか?」不安と焦りで苦痛・・・

 

でも焦っても復職できないし回復しない。主治医の許可もでない

 

まずはメンタルの不調を回復させること、そのためには数か月、半年単位で時間がかかることを理解して。少しずつ本来の自分と、自分が楽しめることやものを増やしてください

 

 

今までみたいに働けるか不安…

 

「今までみたいに働けるか不安」っていう気持ちは長く休めば休むほどつきまとう
でも回復していないのに今までと同じように働くのは無理。回復したら同じように働けます!

 

ただ自分にとっての「無理のない範囲」はちゃんとみつけてあげないとまた不調を繰り返してしまう

 

「今までと同じよう」にが「今までと同じように無理する」というのはできないです

 

夜勤が、人間関係が、仕事内容が・・・いろんなストレスはあるけど、度をこえるストレスは健康的な生活ができない原因

そもそもその職場に向き不向きもあるし、本来の自分ができること、無理のないことで仕事や生活を整えていくしかないです

 

復職してまた病気になったらどうしよう

 

メンタル不調になる前と同じ仕事、同じ環境だとまた病気になったらどうしよう・・・という不安がつきまとう。だから

 

自分が病気になることで環境は変わりましたか?周りの理解はありますか?

 

この2つが変わらないとまた不調になる可能性は十分ある。どうしても環境が変わらない場合は退職、転職という方法が良いと思う

 

うちの病院は復職支援プログラムで部署異動をするし、負担になる業務は避けて復職支援をする。受け入れ先の部署でもスタッフの理解があって、復職の不利益はない
ただどこの職場でもおなじとは限らないので、復職を考えたときに実際どんなシステムがあるのか確認するのがいいです!

 

4.まとめ

メンタルの不調は回復するのに長い時間がかかるもの。だから復職についてはあせらずに!

 

回復したらまず主治医に復職の意志を表明。主治医から復職のOKがでたら、職場にも復職の意志を伝え、復職の流れになります

 

メンタル不調で休職していた人が復職するための「復職支援プログラム」がある職場も多いから、復職するときは確認するといい。復職の条件やメンタルの状態は主治医が診断書に書いてくれるので配慮されます!

 

ストレス要素が変わらないところに戻ってもまた不調になる可能性は十分ある。おかりーなの働く病院では、元の部署には戻らない
ただ同じ職場に復職しないといけない人もいるでしょう


その時は周りの理解と協力が必要。それがなければまた不調になる可能性が十分あるから退職や転職を考えても良いと思います

 

メンタルが回復すれば今までと同じように働けるよ!
でも「今までと同じように」の範囲は「今までと同じように無理を続ける」ことではなく「健康的に働ける」の意味です
同じように無理をすればまた不調になる可能性が十分ある

 

看護の現場はストレス過多。休職したことを「甘えてる」や「逃げ」なんて思う職場に戻る必要ない。ただおかりーなの働く現場では復職してくる人を「回復して良かったね!」「無理しないでね!」の気持ちで待ってます

長く休んだあと出勤するプレッシャーは大きいけど、あたたかい気持ちで待ってるので心配しないで!無理だけはしないでね!

 

ではでは!

 

 

 

 

 

 

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