こんにちは!おかりーな(@Okari2Rio)です。
今日はプリセプターを終えて、私の経験でつらかったこと、成長したこと、そしてプリセプターを終えたあとにできることについて紹介します。
とまどいながら、試行錯誤しながらプリセプティの成長のために頑張ったプリセプターの経験は、自分を成長させてくれます。
これを読めば、はじめてプリセプターになる人は、1年後自分がどんな成長をしているのかイメージできます。
そしてプリセプターを終了する人は、自分の経験を振り返りながら、これからどんなふうに自分の経験を活かしていけばいいのかがわかります。 ぜひ参考にしてください。
プリセプターを終えて つらかったこと

1年間プリセプターをやってきて、つらかったことがたくさんあります。
- 教え方がわからず、これでいいのかいつも不安だった。
- 教えるために勉強しないといけない量が莫大で負担だった。
- 先輩の意見に同調してしまいプリセプティの味方になりきれなかった。
- プリセプティを自分の新人の頃と比べていた。
はじめはどんなふうに教えたらいいかよくわからず、これでいいのかずっと不安でした。
同じことを何度教えても理解してもらえず、どう教えたらいいのかわからなくなったこともあります。
さらに先輩には教え方が悪いと指摘されへこみました。
教えたいけど知識がたりなくて、 毎日毎日プリセプティに教えるために手順や基準を確認し、わからないことを調べ、かなりの量勉強しました。
これは自分の勉強不足のツケ。わかっちゃいるけど勉強量が多すぎて、教えることがすごく負担でした。
なかなか先輩たちの思うように成長しないプリセプティ。「プリセプティはオペナースに向いていない」と言われた時も反論しませんでした。
プリセプターの私まで先輩と一緒の思考になって、プリセプティはオペナースに向いてないから仕事を覚えるのが遅い、教えても理解できないと思ったこともありました。
他のスタッフに指導を依頼するとき、プリセプティにも「こういうふうに申し送ってるからね」と申し送ったのと同じ紙を渡したら「私こんなにできてませんか?」とプライドを傷つけてしまったこともあります。
プリセプターとしてどうすべきか学んで、理解したつもりでいました。いつでもプリセプティの味方でいること、成長を支援すること。
わかったつもりでいても、実際は理想通りにはいかず、気持ちがゆらぎ、良いプリセプターになりきれませんでした。
プリセプターを終えて 成長したこと

こんな私でも、プリセプターとして成長したことは数えきれないほどあります。
- プリセプターを始めたときに比べ「ものの見方と考え方」が大きく変わった。
- プリセプティは「こうあるべき」という思いはなくなった。
- プリセプティは「こういう人」というレッテルを貼るのは間違いだと気づいた。
- 成長がわかるようになってからはプリセプターの役割が楽しくなった。
一番は変わったのは「ものの見方、考え方」です。
はじめは「できた」ことよりも「できないこと」に目が行きました。
それでもプリセプターとしての役割を学んで、できたことをひとつでも見つけてほめることを意識するようになりました。
そして、できないことをどうやってできるように変えていくか、それを一緒に考えるようになりました。
プリセプティのことを新人時代の自分と比べて「こうあるべき」と思っていることに気づき、自分のものさしで比べないように意識しました。
プリセプティが慣れない環境で緊張しながら仕事をしている段階で「プリセプティはこういう人」と決めつけていた自分にも気づき、先入観を持つのはやめました。
環境に慣れたプリセプティは、私の思っていたのとは違うふうに、自分らしくきちんと仕事ができるようになりました。
プリセプターを終えて プリセプター終了後の役割

- プリセプターが終了しても、プリセプティの心のよりどころでいる
- プリセプター経験者として、新しくプリセプターになった人のサポートをする
プリセプター任期が終了したら、プリセプティとは同じ職場で働く仲間という立場です。でも今まで築いてきた信頼関係は変わりません。
プリセプティは、少し前までプリセプターに支えられる存在でしたが、いよいよ独り立ちです。
後輩も入ってくるし、独り立ちのプレッシャーで不安いっぱいです。
見かけたら笑顔で挨拶、声をかけてあげてください。それだけで安心感を与えることができます。
そしてプリセプター経験者として、新しくプリセプターになる人のサポートをしてほしいです。
新しくプリセプターになる人も、自分がつらかったこと、不安だったことを同じように経験します。
だから自分の経験が、学びが、成長を感じたことがそのまま新しいプリセプターへの生きたアドバイスになります。
次の新人指導を良いものにするためにぜひプリセプター経験者として力を貸してほしいです。
プリセプターを終えて つらかったこと成長したことまとめ

プリセプターをやってつらかったことは
- 教え方がわからず、これでいいのかいつも不安だった。
- 教えるにも知識不足で、勉強しないといけない量が莫大で負担だった。
- 先輩の意見に同調してしまい、プリセプティの味方になりきれなかった。
- プリセプティを自分と比べていた。
プリセプターとして成長したことは
- プリセプターを始めたときと、終えたときで「ものの見方と考え方」が大きく変わった。
- プリセプティは「こうあるべき」という思いはなくなった。
- プリセプティは「こういう人」というレッテルを貼るのは間違いだと気づいた。
- 成長がわかるようになってからはプリセプターの役割が楽しくなった。
プリセプターとしてどうすべきか、勉強していても実際は予測不能、対応困難の連続です。
だからつらいことが多く、試行錯誤する分自分の成長を感じることができる役割です。
そしてその成長が、次のプリセプターのサポート、新人指導に役立ち、みんなで新人を育てていく職場環境にむすびついていきます。
プリセプターを終えるみなさん、1年間ほんとうに大変だったと思います。よくここまで頑張りました。お疲れさまでした。
そしてこれからプリセプターになるみなさん。前年度のプリセプター経験者や教育担当の力を借りながら、そして試行錯誤しながら、プリセプティを支援する人としてがんばってください。
いつも応援しています。ではでは
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