ミニドクターってよく聞くけど、どんな人を表す言葉なのかな?
調べてもよくわからなかったー…。
Twitterで目にした「ミニドクター」という言葉。
看護師が「ミニドクター」みたいになっていると表現されることもありますが、嫌味で使われている気がするけど実際どうなんでしょう?
「ミニドクター」にはどんな意味があって、言葉の使われ方やどんな人を表す言葉なのか、私のようにわからない人もいると思います。
なので今日は「ミニドクター」の意味や使われ方を調べたので紹介しますね。
ミニドクターの意味と使い方は?ミニドクターは定義がまだない言葉
私はこのツイートを読んで「ミニドクター」を調べました。
私は「ミニドクター」に良いイメージがありません。
私が「ミニドクター」と聞いてイメージするのは「医者の真似事をする看護師」。
でもこのツイートは医療の専門家として看護師を「ミニドクター」と表現しているんですよね。
だからもしかしたら私の言葉に対する理解が間違っているのかもと思って「ミニドクター」について調べてみました。
そしてわかったことは、
「ミニドクター」という言葉に、誰の、どんな状態のなんのことを表す言葉なのか明確な定義はありませんでした。
でも「ミニドクター」という言葉、看護師をしているとけっこう聞く言葉なんです。
だからみんながどういうイメージで、誰の、どんなことを表す言葉として使っているのかを調べてみました。
ミニドクターの使い方は?看護師に使う時は悪いイメージで使うことが多い?
「ミニドクター」を検索すると、次のような記事が検索トップにあがってきます。
”診断や治療など医学的知識ばかりを追求する看護師”
わたしのイメージだとこんな感じです。捉え方はいろいろですが、おそらく一般的に連想されるものと近いのではないでしょうか。あまり好感の持たれない言葉だと思いますが、何故でしょう?
急変対応.net
ここの掲示板でよく、悪い意味でミニドクターと聞きます。
そんなにダメなことなんでしょうか?
自分はICUですが、やはり色んな深い知識は必要です。
深く勉強していって、友人から言われた一言がミニドクター目指してるの?でした。
ケアに活かすため、観察をより深く可能にするため、治療が間違えてないか判断できるために深い知識は必要だと確信してます。
もちろん看護師は医師とは教育の過程が違うので限界はあるのですが、看護ケアを磨いていくことと同じくらい知識を深めることは必要なんじゃないでしょうか?
馬鹿にされる理由がよくわかりません。
お悩み掲示板
最近の看護師は、医者と同じ視点で仕事をしている人が多くいます。医学知識は豊富でも看護に対する意識が薄い、まるで「ミニドクター」のような人もいます。いくら知識があっても、看護師としての本分を忘れていては本末転倒です。医者にできないことこそ私たちがやらなくてはいけない。
Vol.13 ベッドサイドケア 看護師にしかできないケアを 小原病院 看護部長 光冨 京子さん
読んでみると、どれもミニドクターを「良いイメージ」の言葉として使っていないことがわかります。
今回「ミニドクター」を調べた結果、一般的にミニドクターは
医学的知識は豊富だが、看護に対する意識は低い看護師を表す言葉として使われている
ことがわかりました。
ミニドクターの使い方は?看護師はミニドクターではないが豊富な医学的知識が必要
「ミニドクター」は一般的に良いイメージで使われる言葉ではないということがわかりました。
でも看護師にとって、安全に看護するために医学的知識はなくてはならないものです。
看護師は病気の診断はできません。
でも働くうえで医学的知識はとても大切で、日々知識を得る努力が必要です。
なので看護師として働くために、努力して知識や判断能力を高めている人を「ミニドクター」と表すのは適切ではありません。
ミニドクターの意味と使い方:ミニドクターの明確な定義はないが良いイメージの言葉ではない!
医学的知識が豊富でも「ミニドクター」と言われず、力を発揮して働いている看護師はたくさんいます。
看護は広い分野の知識と技術が必要な職業であることは周知の事実です。
「ミニドクター」という言葉に明確な定義はありませんが、医者の真似事が「ミニドクター」なら、看護師は「ミニドクター」になってはいけないことは明らかですよね。
今回明らかに調べてわかったことは、「ミニドクター」は一般的に良いイメージで使われている言葉じゃない!
ということです。
「ミニドクター」は一般的には悪口になってしまうので、気を付けて使いたい言葉ですね。
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