
手術室で使う薬ってたくさんあって覚えるのが大変。
でも薬のことちゃんと覚えたいし理解したい。
なにかおすすめの本ないかな…
この記事では、手術室で使う薬をオペナースが勉強するならこの1冊あれば良い!おすすめの本を紹介します。
手術室ではたくさんの薬を使うので
- どの薬をなんのために使うのか
- 薬を使う時に注意するポイント
などをしっかり理解して使いたいです。
けれど、薬の種類が多いので理解したり覚えるのがほんとうに大変ですよね。
この記事では、
- 手術室で使う薬を勉強のにおすすめする本
- 手術室で使う薬を覚える順番
- 薬を覚えるときのポイント
を紹介します。
この記事を読めば、手術室で使うたくさんの薬を整理して効率よく覚える方法もわかりますよ!
ぜひ参考にしてください。
手術室看護師必見!手術室で使う薬の勉強におすすめの1冊【2025年版】


オペナースが手術室で使う薬を勉強するのにおすすめする本は、「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」です。
「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」には手術室でよく使う薬についてほぼすべて掲載されています。
なので、実際に手術室で使用する薬剤がどんな場面で使用されているのか、照らし合わせながら勉強することができます。
- この薬をなんのために使うのか
- 同じような効果のある薬をどのように使い分けているのか
- 麻酔科医が何をどう考えて薬を使っているのか
- 投薬前・中・後の注意点や観察のポイントはなにか
について1冊で学ぶことができる唯一の本です。
手術室で使う薬について、かいつまんで書かれている本はたくさんあります。
だけど必要なことが全部書かれているのは「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」だけです。
手術室で使う薬についての必要な知識はこの1冊に十分書かれています。
手術室で使う薬の勉強をするのにおすすめする本は「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」1冊だけです。
手術室看護師に本をおすすめ手術室で使う薬を覚える順番は?
手術室看護師がまずはじめに覚えたいのが全身麻酔に使う薬です。
全身麻酔状態は「鎮静」「鎮痛」「不動」「有害な自律神経反射の消失」を数種類の薬剤を投与することで実現します。
患者さんを全身麻酔状態にするために、数種類の薬を組み合わせて使用します。
そして全身麻酔状態を、たくさんの薬の「作用」「副作用」をうまく調整しながら維持していきます。
なので、どの薬が患者さんにどんな作用と副作用を起こしているのかをはじめに覚えます。
ひとつひとつの薬についてしっかり理解することが、手術室看護師として働くための第一歩です。
全身麻酔で使う薬はたくさんありますが、毎回同じ薬を使用することが多いです。
ここでは全身麻酔に使う薬を覚える順番を紹介します。
麻酔薬・麻薬・毒薬について覚える
全身麻酔の状態を作り出すのに、必ず必要な薬は麻酔薬・麻薬・毒薬です。
手術室で使う薬を覚えるときは、はじめに全身麻酔によく使われる薬について覚えましょう。
麻酔薬 | プロポフォール |
麻薬 | フェンタニル・レミフェンタニル(アルチバ) |
毒薬 | ロクロニウム臭化物(ロクロニウム・エスラックス) |
まずは「プロポフォール」「フェンタニル」「レミフェンタニル」「ロクロニウム臭化物」の4つの薬について
- なんのために使われているのか
- 作用
- 副作用
- 起こりやすいアレルギー反応
- 投与時の注意点
を覚えます。
他にも全身麻酔に使われる「麻酔薬」「麻薬」「毒薬」はありますが、まずはよく使われる薬を覚えて、ほかの薬は使い分けとして覚えていくと覚えやすいです。
全身麻酔中によく使う薬を覚える
次に全身麻酔中によく使う薬を覚えていきましょう。
昇圧剤 | エフェドリン・フェニレフリン(ネオシネジン) |
副交感神経遮断薬 | アトロピン |
リバース薬 | ブリディオン |
吸入麻酔薬 | セボフルラン・デスフルラン(スープレン) |
鎮痛薬 | アセトアミノフェン(アセリオ)・NSAIDS(ロピオン) |
これらは全身麻酔中によく使われる薬です。
それぞれの薬が目的に合わせて使われます。
- 全身麻酔状態にするために使用した薬剤で頻発する副作用を抑制するため
- 全身麻酔状態を維持するため
- 全身麻酔を覚ますため
- 術後の疼痛を管理するため
全身麻酔中によく使われる薬について以下のことを覚えていきます。
- なんのために使われているのか
- 作用
- 副作用
- 起こりやすいアレルギー反応
- 投与時の注意点
手術室で使う薬剤は種類が多いので、とにかくよく使う薬から覚えていくのが効率的に薬を覚えるコツです。
初めて使う薬は「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」で調べて覚えましょう。
一度に全部覚えるのは難しいのでコツコツ覚えていきましょう。
麻酔カートで管理されている薬を覚える
手術室でよくつかう薬は麻酔カートで管理されている病院が多いです。
麻酔カートに入っている薬は手術によく使われる薬です。
全身麻酔に使う薬を覚えたら、次は麻酔カートに入っている薬を覚えましょう。
麻酔カートに入っているそれぞれの薬について、以下のことを調べてポイントをおさえて覚えていきましょう!
- なんのために使われているのか
- 作用
- 副作用
- 起こりやすいアレルギー反応
- 投与時の注意点
麻酔カートに入っている薬は、病院によって多少違いがあります。
複数の昇圧薬・降圧剤・拮抗薬・抗不整脈などが入っています。
手術でよく使用する輸液を覚える
全身麻酔の手術では必ず輸液を使用します。
輸液にもたくさんの種類があり、脱水の程度や手術創の大きさ、循環血液量を考えて使い分けられています。
輸液には以下のものがあります。
- 細胞外液補充液
- 維持輸液
- 人工膠質液
病院によって採用されている製品が違います。
それぞれの輸液を製品名で調べて、その輸液が以下のポイントで整理して覚えましょう。
- 「細胞外液補充液」「維持輸液」「人工膠質液」のどれなのか
- その輸液がなんの目的で使われているのか
輸液の使い分けにもそれぞれ意味があるので、しっかり覚えていきたいですね。
その他の手術室でよく使う薬を覚える
このほかにも手術室でよく使う薬にはさまざまなものがあります。
- 硬膜外麻酔で使うもの
- 脊髄クモ膜下麻酔で使うもの
- 血液製剤
- 各種消毒薬
それぞれの薬を使用する場面で、はじめて使用する薬は「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」で調べます。
手術室で使う薬はたくさんありますが、どんな時にその薬を使ったのかを確認しながら覚えると覚えやすいですよ。
まとめ
手術室で使う薬はたくさんあります。
そのたくさんの薬を1冊で調べることができるのが「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」です。
「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」は手術室で使う薬に必要な知識が1冊にまとまっているので手術室で使う薬を勉強するのにおすすめです。
他にも手術室で使われる薬について書かれている本はありますが、1冊にわかりやすくまとめて書かれているのはこの本しかありません。
手術室でよく使うたくさんの薬についてわかりやすく書いてあります。
- この薬をなんのために使うのか
- 同じような効果のある薬をどのように使い分けているのか
- 麻酔科医が何をどう考えて薬を使っているのか
- 投薬前・中・後の注意点や実践のポイントはなにか
はじめて使う薬剤は、その都度調べて覚えるのが一番効率の良い勉強方法です。
「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」があればいつでも薬について知りたいことを調べることができます。
患者さんに安全な看護を行うためには、手術室でよく使われる薬の知識は必要不可欠です。
ぜひ「超パワーアップ版!手術室の薬剤114(オペナーシング2025年春季増刊)」を薬の勉強に活用してください!